戦争
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《読書案内》ドイツ農業史家が提供する、緊張感のある読書体験―藤原辰史『歴史の屑拾い』―
筆者はこれまで二年以上、ドイツ史に関わる本を毎月のように紹介してきました。しかし、専門的な歴史学者の書く本は、その実直さゆえに難しく味気の無いものとなりがちです。勿論、こうした叙述は、著者が《学問的誠実さ》を発揮したもの…
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《読書案内》死は意味付けられる―ジョージ・L・モッセ(宮武美知子訳)『英霊』―
墓参りへ行けば、軍隊の階級が刻まれた石を見ることも多いでしょう。日本の場合、それ…