日独比較
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《読書案内》「反時代性」ゆえの「先見の明」―野田宣雄(竹中亨・佐藤卓己・瀧井一博・植村和秀編)『「歴史の黄昏」の彼方へ』―
先月の12月19日、筆者は京都市左京区の「清風荘」で門番を務めていました。この日、「野田宣雄先生を偲ぶ会」が開かれ、京都大学のドイツ史家であった野田宣雄さん(1933-2020)の一周忌を記念して、彼と関わりのあった研究…
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《読書案内》日本ドイツ学への「異議申立」―今野元『ドイツ・ナショナリズム』―
先月の11月11日。第一次世界大戦の終わりを記念するこの日、私の姿は神戸市立外国…
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《読書案内》鉄道を巡る戦後ドイツ史-鴋澤歩『ふたつのドイツ国鉄』-
ドイツの首都ベルリンの中心部には、「フリードリヒ通り…
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《読書案内》ドイツと日本の「現代史」を振り返る-中井晶夫『二つの世界大戦への道』-
「今日では政治であることが、明日には歴史に属している Das, was heut…