豊橋日独協会は、日独交流130年の1991年に設立され、去年が30周年でしたが、コロナ禍で記念式典の開催が見送られ、祝賀行事は1年延期されました形となりました。
午前11時に始まった記念式典は、豊橋市交響楽団のメンバーが演奏する日独両国の国歌の演奏で始まり、続いて神野吾郎会長(在豊橋ドイツ連邦共和国名誉領事)の挨拶、Dr.フィーツェ・ドイツ連邦共和国大使館首席公使の挨拶、全国日独協会連合会事務局長の柚岡氏(公益財団法人日独協会常務理事)の挨拶、浅井豊橋市長の挨拶と続きました。Dr.フィーツェ公使は、豊橋にかけて「豊橋は、日独友好の架け橋」と日本語で挨拶されました。その後、豊橋日独協会の30年の活動を振り返るビデオが上演されました。先代の会長で現会長の父上である神野氏(故人)、西島副会長の父上であり、同じく副会長だった西島篤師氏(故人)などの懐かしい方々が映し出され、この場にいらっしゃらないのが寂しかったです。ビデオ上映の後は、再び豊橋市交響楽団の演奏でメンデルスゾーン、ブラームスの小品、並びに普段は吹奏楽で演奏されるベルリンの風が演奏されました。オーケストラの演奏で聴いたのは初めてです。オーケストラバージョンもなかなか良いものだと思いました。
記念式典の後は、祝賀会に移り、ドイツの有名なビール、エルディンガーがあり、ドイツを懐かしく思い出しました。とても立派な記念式典で学ぶ点も多くありました。各地の日独協会から出席された方々とも旧交を温めてきました。(記・事務局・和田)
写真左:神野豊橋日独協会会長、写真右:Dr.フィーツェドイツ連邦共和国首席公使
この記事へのコメントはありません。