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【Partnerschaftstage Berlin 2024と、その後の日独の取り組み】

2024年に東京都とベルリン市は友好都市提携30周年を迎え、それを記念した式典「日独パートナーシップディズ」がベルリンにて開催されました。

同時に2018年の金沢総会に続く国際会議として、若者の日独交流への参画促進を話し合う様々なプログラムが催され、活発な議論が繰り広げられました。

この度、2018年の金沢宣言の場にも参加していたことからベルリンへご招待を受け、新たにベルリン宣言に立ち会う事が出来たのは非常に光栄なことでした。

また、本件の出席に際しては、ドイツ外務省から助成金の援助をいただき、またベルリン独日協会からは宿泊先もお世話いただきました。

この円安が進む中で寛大な配慮を頂戴し、無事に参加する事が叶いました。

本プロジェクトの企画運営に携わった関係各所の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

[写真1:ベルリン日独センター前にて、日独からの若者メンバーと]

それから約1年経ちますが、今後の日独両国の交流がより活発なものになる様に、今回ベルリン宣言の元に話し合った内容をしっかりと実現していくべく、若者主導にて取り組みが行われていますので、ご紹介させていただきます。

日本側から参加したメンバーと、ドイツ側の主要メンバー、そこに日独協会の柚岡さんやベルリン日独センターのユリア・ミュンヒさんなどもご参加いただき、2ヶ月に一回のペースでオンラインで意見交換を進めています。

その取り組みを私達は「日独どこに(Japan-Deutschland, wo geht’s hin?」と名付けています。

そのタイトルに込めた意味としては、日独に関して色々なアイディアや意見があり、いろいろな可能性を秘めています。ですが何処を目指して進むのか誰も分からず、確かなことは参加する一人一人の自らの意志で進めていくことが必要という事です。

その為に必要なのが、”日独間の情報共有が出来るプラットフォームの構築”です。

今まで日独はおろか、日本国内の日独協会間のコミュニケーションや連携もままならない状態でしたが、これを機に『Discord』というアプリケーションを活用して情報共有をより活発にする事で、ベルリン宣言で挙げられた目標の中の一つについて達成を目指しています。

また、この度2025年9月17日(水)に開催されました、ジグムントドイツ連邦共和国大使主催のSommerfestへも、日独パートナーシップディズ参加者枠としてご招待をいただき、東原会長も御同席の上、昨年から今に至るまでの活動報告をして参りました。

パーティーでは過去にお世話になりました、他県の日独協会の面々とも再会できました。

懐かしいお話に花が咲くと共に、それぞれの日独協会の現状もお話出来、大変参考になりました。

私自身も過去に東京〜名古屋〜大阪の日独協会と転々としており、逆に各地にネットワークがあるので、今後は各県の日独協会や独日協会とも横の繋がりを活かした活動などを企画して、盛り上げていけたらと思います。

以上 赤沼大樹

2025.09.17

 

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