宗教
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《読書案内》孤独を恐れず、古きに尋ねる―佐藤真一『ランケと近代歴史学の成立』―
如何にもドイツ語風の、ランケという文字列。筆者がこれを知ったのは、高校世界史の授業か教材によってのことだったと思います。その時、既にドイツへの関心があったにも拘わらず、筆者はそれを単なる受験に必要な知識としてしか取得しま…
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《読書案内》信仰と科学との間で思索すること―クルト・ノヴァク(加納和寛訳)『評伝 アドルフ・フォン・ハルナック』―
「関西には、カトリックのドイツ系教会だけではなくて、プロテスタントのドイツ系教会…
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《読書案内》死は意味付けられる―ジョージ・L・モッセ(宮武美知子訳)『英霊』―
墓参りへ行けば、軍隊の階級が刻まれた石を見ることも多いでしょう。日本の場合、それ…
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《読書案内》「円」と「場」が織り成す人々の交わり―上山安敏『神話と科学』―
家庭や学校や会社など、我々は様々な集団に属しながら生きています。他ならぬ大阪日独…