今年はコロナ禍で例年の様に大勢の皆さまに集まって頂いてのクリスマス祭は開催出来ませんでしたが、2020年12月7日(月)ジャズレストランAzulにて、クリスマスコンサートを開催いたしました。先着30名と例年に比べ少人数での会となりましたが、協会会員の音楽家の皆さまによる心のこもった演奏で、至福のひと時を共有いたしました。
本コンサートには、今夏大阪に赴任されたエバーツ総領事ご夫妻が、本協会のオフィシャルイベントに始めて参加され、「インテンシブな時間の中で、少し早いクリスマスをとても楽しめました。」とのコメントを頂きました。
コンサートは、ドイツ国家を作曲したハイドンのヴァイオリンソナタでスタート。ヴァイオリンの代わりにサックスで演奏され、ハイドンの幾何学的且つユーモラスで表現豊かな曲を際立った軽快さで演奏されました。(サックス:井上知香さん / ピアノ:山口美樹子さん)
次のプログラムは、ブラームス。日独交流160周年にちなみ、160年前に作曲された2つのモテットOp.29がピアノ独奏で演奏されました。クリスマスを思い描くことを願い演奏された大村さんの気持ちが伝わる厳かな演奏でした。(ピアノ:大村圭子さん)
最後は、クラリネットとピアノでの演奏。一曲目は、クラリネットを演奏中に分解しながら演奏されるシュライナーの「immer kliener」。クラリネットが少しずつ短くなっていくにつれ、音質が変わってゆく面白さと楽しさを経験できました。最後の曲は、シューマンのクラリネットとピアノのための幻想小曲集。クラリネットとピアノの素晴らしい掛け合いで、シューマン独特の優しく美しいメロディーが表現されました。(クラリネット:西川香代さん / ピアノ:宮本智子さん)
最後には、恒例のはずれ無しのTombora。特別会員企業からご提供頂いたプレゼントで、みなさん少し早いクリスマスプレゼントをゲット。素敵な演奏とプレゼントの贅沢なクリスマスコンサートを満喫しました。
来年は、多くの会員の皆さまが参加できるクリスマス祭が開催できます様に。
Wir wünschen Ihnen bessinliche Weihnachszeit und guten rutsch ins neue Jahr !
Bleiben Sie gesund !
記 蚊野正子
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