大阪市で外国人のための書道教室で指導されていた方が、大阪日独協会でもボランティアで指導することは可能というありがたい提言があり、トライアルでやってみることにしました。
初日の3月8日は、グリーンワルド財団の奨学生として2月から5月まで日本に滞在されているアントニア・カミューラさんが参加されました。ご両親は、日本に造詣が深く、ご両親とも日本語が堪能という環境のためか書道にも大変関心を持たれています。筆を持つのも全く初めてということで、最初は講師から筆、紙、墨、硯などの道具について説明があり、早速練習に入りました。最初は、一とか十のような簡単なものを書かれていたのですが、永という文字には筆で書く要素が詰まっているということで「永」の練習に入りました。一生懸命練習されたのともともと書の才能がおありの様で、練習の終わりには全く初めてとは思えない素晴らしい出来栄えの文字を書かれていました。緊張もされたようですが、最後は楽しまれたようです。これも日本の文化をドイツの方に紹介する一環です。(事務局・和田)
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