ドイツ四方山話
-
在外研究の本懐―暗い冬の日独交遊記―
「ベルリンの冬は酷い Berliner Wetter ist schrecklich」。夏とは対照的に、こんな言葉を何度も聞いてきました。そういう季節だからこそ、街灯の明るさと人々の暖かさが身に沁みます。結果として、この…
-
「灰色の都」からの便り―もう一度迎えるベルリンの秋―
4年前に経験した、あの季節がベルリンにまたやってきました。明るく暖かい夏から暗く寒い冬へ移り変わると…
-
ベルリンの中の日本―麗しく快き夏の季節―
「ベルリンの夏は美しい Berliner Sommer ist schön」。このような言葉を幾度と…
-
ベルリンの中の日本―異邦で迎える花の季節―
明るい空に、心地良い風。日は夜22時頃まで完全には沈まず、朝4時頃には薄明るくなってきます。こんなに…
-
《読書案内》戦後を生きた歴史家の古き良き「ドイツ史」—坂井榮八郎『ドイツの歴史百話』―
大阪日独協会の会報が電子化され、紙幅に制限がなくなったことから、筆者が2020年7月より「読書案内」…
-
《読書案内》ドイツの生活風景を読む―久保田由希/チカ・キーツマン『ドイツの家と町並み図鑑』―
-
《読書案内》再構成される道程、残された分断―板橋拓巳『分断の克服 1989-1990』―
-
《読書案内》ドイツ農業史家が提供する、緊張感のある読書体験―藤原辰史『歴史の屑拾い』―
-
《読書案内》孤独を恐れず、古きに尋ねる―佐藤真一『ランケと近代歴史学の成立』―
-
《読書案内》信仰と科学との間で思索すること―クルト・ノヴァク(加納和寛訳)『評伝 アドルフ・フォン・ハルナック』―